【実体験と解説】
もう完治したのですが、2月ごろ医師から「甲状腺が壊れています」と告げられました。病名は**亜急性甲状腺炎(あきゅうせいこうじょうせんえん)**です。
これは30〜40代の女性に比較的多い病気です。今回は、激しい症状から完治に至るまでの経過、ホルモンバランスの劇的な変化、そして私が行ったセルフケアについて詳しくお話しします。もし体調不良を感じている方がいたら、ぜひ参考になさってください。
1. 最初の異変:寝違え? いいえ、甲状腺の激しい炎症でした
わたしの最初の異変は、首元の腫れと激しい痛みでした。
まるでひどい寝違えのように右首から肩にかけて痛み出し、放置していたら痛みがどんどん増していきました。当初は扁桃腺の腫れを疑い、耳鼻咽喉科を受診。そこで「これは甲状腺ですね」と言われ、大きな病院へ紹介されました。
🔹 亜急性甲状腺炎の診断と原因
- 診断: 血液検査で発覚。
- 原因: 医師からは「甲状腺が風邪を引いたようなもの、誰にでも当てはまるし原因はない」と説明を受けました。ウイルス感染などがきっかけで、甲状腺に炎症が起こる病気です。
2. 甲状腺ホルモンという「ドラゴン」の暴走と反動
甲状腺は、全身の代謝を司る甲状腺ホルモンを生成しています。私たちは女性ホルモンというドラゴンを乗りこなしていますが、甲状腺も男女ともに大切なもう一匹のホルモンドラゴンです。
この炎症が、ホルモンバランスを劇的に変化させました。
🔹 フェーズ1:ホルモン過多(亢進状態)
炎症により貯蔵ホルモンが大量に漏れ出し、全身が甲状腺機能亢進症と同じ状態になりました。
| 症状 | 医師の指示と治療 |
| 激しい動悸、喉の苦しさ、体重減少 | 血液数値が「止まっていても甲状腺ホルモンを出そうぜ!」という状態のため、「動かないで安静に」と厳命される。 |
| 治療 | ステロイドを内服し、炎症を抑える。 |
私はダンスやヨガストレッチの仕事があるため、「全部休んで!」という指示に対し、**「7割の負荷」**に抑えて仕事を続けながら治療を行いました。2〜3月が一番苦しい時期でした。
🔹 フェーズ2:ホルモン不足(低下状態)への反動
完治が近づくにつれ、炎症で壊れた甲状腺が回復する過程で、今度は一時的にホルモンを作る機能が低下しました(機能低下状態)。
- 症状: 逆に反動で甲状腺ホルモンの数値が下がり過ぎてしまい(つまり太ったり)、だるさや疲れやすさといった症状が出ました。
この数値の上下を乗り越え、なんとかお仕事は休まず無事に10月のチェックで完治となりました。おそらく現在も、ホルモン数値は多少上下しているだろうと感じています。
3. 甲状腺を労わるセルフケアと予防
甲状腺ホルモンは高すぎても低すぎても体に不調をきたします。特に女性ホルモンと甲状腺は関連が深いため、常に気にかけておく必要があります。
🔹 早期発見のために
血液検査ですぐにわかります。だるさ、胸が苦しい、疲れやすい、あるいは痩せてきた・太って戻らないけれど何の病気かわからないという方は、早速検査へ行きましょう。
🔹 治療後の体へのアプローチ
ステロイドを再び飲むのは避けたいと考え、薬が終わってからは、体と向き合うケアを始めました。
- 甲状腺へ特化したヨガポーズ: 首元を司る甲状腺にアプローチするヨガポーズを知っていたので、薬が終わってから徐々に再開しました。久しぶりに開けたヨガ本などもあり、これからも勉強していく必要がありそうです。
- 断食(ファスティング): 薬が済んでから、体リセットのために断食も少し取り入れました。
皆さんも、甲状腺の痛みがない無症状の方も含め、お身体ご自愛ください。
質問がある方は是非どうぞ。

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