ベリーダンス,  ベリーダンスレッスン,  東京日常

色の魔法の話をしよう

これは随分感じていたことだし、あまりにも日常になってしまったからわざわざ文字に起こすとつまらなくなったり、あるいは今日初めて聞く人にはわかりづらいかもしれないけれど思った時に書き記しておきたい。

先日ふと思い出して「色の魔法」の話を生徒さんにした。色の魔法とはなんだろうと話をする前に、思い浮かぶエピソードが2つあるのでシェアします。

いつだかDevadasi studioのオーナーMishaalが、表参道ヒルズの前を歩いてるのを目撃した。

当時そのスタジオに在籍していて、Mishaalのレッスンも取っていた為もちろん声をかけれたわけだが、なんだか圧倒されてぼんやり眺めてしまった。というのも、夏の暑い日で、週末だったかとにかくすごい人混みの中を、黒い長髪外国人女性が黒のタイダイロングドレスに手ぶら。

とにかく真っ黒、ぼんやり眺めた私だったが後日本人に聞くと「(多分それは)考え事をしていて、邪魔されたくなく集中していたから黒を着てたのかしら」と言った。黒には隠す意味や力を温存する意味があると彼女は信じていてそれを無意識に活用したのだと。

もう一つのエピソードは、

今はもうないスポーツジムでレッスンを持っていた時、私の前のクラスのヨガの先生がいつも全身緑だった。トレーニングウェアも緑だし、持ってる物も私服で帰る時の服装も全て緑、お化粧してるところをほぼみなかったがアイブロウも緑だった。極め付けはお名前で、外国の方と結婚してるのかな?と思わせる名前だったのだが、どこかの言葉で「緑」を名前の頭に付けて活動されていた。緑大好き先生だったわけである。

色彩心理学やカラー学問があるところから、人が潜在的に色を活用しているのがわかる。それをわたしが勝手に色の魔法と呼んでいる。

私もふと思い立って元気になりたい時は赤を着たり、落ち着きたい時は青を着たりするがもちろん毎回じゃない。あとは、自分の中で流行りの色があって最近は黄色がきてるなとか緑が気になるなどタイミングによって変わる色を楽しんでいる。

自分にとって似合わない、あまり選ばない色は出来るだけ手に取らないけれど頂き物の場合は試してみる、など色に関してふんわり思いながら生活をしているのだけど、皆さんはどうだろう。

もう一つ色で気をつけてることがある、それは先述した緑一辺倒の先生のようにはならずバランスを見ること。

どんなものもバランスが必要と考えている私は、インドで少しアーユルヴェーダのバランスの話を勉強したことを思い出す。

アーユルヴェーダの3大要素ドーシャと呼ばれるカパ・ピッタ・ヴァータは、それぞれに全くないのもダメだけど溢れかえるようにあるのもダメ、とにかくバランスを保つことが大事と学んだ。そういえば、わたし得意の色や身につけるのを控える色も教えてもらった。柄物を着こなす時の注意点も。

話がインドで勉強したメモに飛んでしまうので、色の魔法をここでまとめるが、

なんとなく知った上で活用していきたいとふんわり思ったのでレッスンでみんなに話しました。一色一辺倒にならず色んな色を楽しみながら、落ち着きたい時元気を出したい時力を温存したい時に色にフォローしてもらうのはどうでしょうか。

飛行機で30時間南米ブラジルはリオデジャネイロにパンデミック前まで在住。下調べも予防注射もせず夫婦二人で殴り込み♡ 帰国後、出国前と変わらずプロベリーダンサーとして各種レッスンとパフォーマスの日々。企業へ出張してストレッチなども教えています。 ブラジル人の旦那さんと2人暮らし。とてつもなくポメラニアンが好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です