コルコバードのキリスト像
リオ・デ・ジャネイロ観光編!
東京から友人2人”いずQ”が9日間も我が家に滞在していました。観光に観光を重ね、遊び散らかし買い散らかしブラジル経済に貢献しまくり嵐のように帰って行ったそんな珍道記。
コルコバードの丘へいく
友人たちがわざわざ日本から遊びに来てくれて、わたしたち夫婦も住んでるとなかなか行かないよねって観光にたくさん出かけました。
ほら、東京住んでる人がわざわざ東京タワーとか行かないじゃない?あんな感じ(雑)私たちが住んでいたイパネマから全て車で1時間かからない位置にあるのでリオのこのゾナスル(南部地区)に住んでる場合は観光地多数です、おすすめ。
てな訳で全部行っとこリオの観光地巡り!第一弾は、、、、
言わずと知れたリオ最大の観光名所!巨大キリスト像のあるコルコバードの丘。
リオといえば、これ。
実はすぐ近所なんです。家からも小さいながらキリストさん確認できるほど。
行き方は始発の登山電車で行くのが領事館からも推奨されていまして、他には自家用車で行く場合と大きな街から出てる乗り合いの観光用ミニバンなどがあり、
今回我が家はうちの車でガイド付きで全て回ってきました!
まずは、麓付近に自家用車で乗り付けると公式Tシャツを着た男の子たちに車を止められ、ツアーの説明などを受けました(この時点で、我が家はなんの情報もなく途中の駐車場に停めて登山電車に乗ろうと考えていた。)
延々と説明を聞く旦那。ポル語がわからぬ女子3名。。
不穏な空気。。。「え、なんかに勧誘されてね?」「え、なんで大人しく説明ずっと聞いてんねん、息継ぎもせず話しとるがな」「なんでナンデナンデ」
結局旦那はこのオファーを受け入れて彼を助手席に同乗させることに。事態を知らぬ騙されてると思ってた女子3名はドン引き。「え?大丈夫なん?何が起きたん?」
どうやらかなりお得らしく、
⭐︎ここに戻ってくるまで全て彼がガイドしてくれる
⭐︎途中の見晴らしの良い展望台へ連れてってくれる(登山電車では行けない)
⭐︎通常は、てっぺんへ行く待ち時間が入場券発券してから発生するが彼がいるとナシ
⭐︎入場券にプラス20レアルで良い
なんか怪しいなあと疑いの目で旦那とその乗り込んできたガイドを見つつ山肌を車でぐんぐん登ることに。
実はこれは嫌だった。
なぜなら、少し前に領事館からの危険メールが来ていて、最近この山肌を車で向かう途中ギャングたちが待ち伏せしていて身ぐるみ剥がされ山中に取り残される強盗が多発しているため、安全な登山電車を使いましょう的な内容でした。
少し体が強張る女子3名(この話、先にしちゃってたから。まさかこうなると思わず)
車のロックを確認したり。。笑。
しかし、ガイドのジャンの話によるとそれは本当に稀で更にココで強盗を働くのは近所ファベーラ(スラム街)の連中ではないとのこと。彼自身この山肌沿いのファベーラ在住なので大丈夫だよ!とのこと(何が大丈夫やねん、ちゃんと車の鍵閉まってるか?と何度も確認を怠らない疑惑の目を向け続けるわたし)
そうこうしてるうちに最初の展望台に到着。
ここは登山鉄道で来てる人は寄れない場所!
キリストさんからは少し遠いけれどこんな写真が撮れたり(ジャンに指示される)
ジャンが撮り慣れているのでバンバン撮ってくれた。日本から来てるくせにブラジル人より派手なチームは私たちです。
さていよいよキリストさんへ。
自家用車で行ける最終地点で、上まで行ける時間を調整するそうです(混雑緩和)
そのため1時間待つのはザラだそうで、カフェとお土産やさんが併設されていました。
電車の人々は最後まで来れるけれど、途中の展望台とここのお土産やさんには寄れません。
ここの土産屋、洗練されていて私もTシャツ2枚購入しました。
先ほども書いた通り、ジャンのお陰で待ち時間なしの私たちはスムーズにここから団体バスに乗って3分ほどで山頂に到着。
ここにキリストさんがおるわけです!
なぜこんなところにキリストさんが?
は、以下ウィキからですがw
ブラジル独立100周年を祝って、1931年に建立。リオの街を見下す優しいキリストさんが欲しかったのでわざわざこんなところに。そして大きく腕を開いてるのはブラジル人の心を象徴していていつでもウェルカムだよ、という雰囲気を出すためとか。
自由の女神と誕生が似ていますが、キリストさんもフランス人によってフランスで作られ持ってこられたそうです。
重さ635トン、高さ39.6メートル。中に礼拝堂があるらしいのですが我々行った時は入口を見つけることは出来ませんでした。
まあまあの混み具合。広くないですしね。
来たぞーーっ
月曜日に行ったのですが、やはり土日激混み、次に月金が混んでいてオススメは水曜日だそうです。
ジャンがいろんな指示で写真を撮ってくれました。
しかしとにかく暑いので暑さ対策必須です。
元来た道を戻り、チケット発券所でジャンも含めて休憩。
2人の子持ちの27歳で、元々住まいだったファベーラが麻薬組織に汚染されていてそこから手を切りこのコルコバード山沿いのファベーラへ引っ越してきたとか。
で、帰りは彼が現在住むファベーラを通過して降りないか?と!
ファベーラはブラジル中どこにでもありますが、特にリオのファベーラは至る所に大勢の方々が住んでいます(ファベーラの話はまた今度)
そして外部からの人間には特に危険エリア。
ジャンの住んでるファベーラはとても安全だし、通過するくらいなら、まあ彼も同乗してるし、とファベーラから降りていくことに。
山肌沿いに建てるので、ものすごく急坂の中まあまあ高そうな自家用車で降りるアジア人たち。。
なかなかにシュールで更にドキドキもしたが、ジャンが窓を開けて友人たちに挨拶をしたり安全でした。みんな興味津々で見ていたけれどww
我が家にお掃除に来てくれてるファシネイラ(お掃除のメイドさん)のベラもファベーラ在住ですが、周りはみんな家族みたいになると言うくらい家々が乱立してお隣さんどころでなく同じ家かな?くらい近いので関係も濃くなるのだと思った。
とてもよくしてくれた好青年のジャンにお礼を、そしてたくさんチップをあげてさよならしました。
ありがとう!
また来訪の際は彼にお願いしたいのだが、なんせ営業所的なものが最後までなく料金も最後の公園で親分的な人に渡したのでw
でも公式T着てるから怪しくないよ、と。いや怪しいねんw
どうやって君を探せばいいのだー!
すべてブラジル人の旦那がいたから出来たこと。ありがとう😊